モーダルシフトの実現

 物流の2024年問題やCO2排出量の削減圧力などにより、トラック輸送に依存する物流を船舶へシフトする動きがありますが、実際には課題も多く、進んでいないのが現状です。
 現状のトラック輸送を船舶に転換する方策を検討、モデル化し、荷主や各種物流事業者の協力を得て実現に向け取り組みます。

カーボンニュートラルへの対応

 カーボンニュートラルへの取り組みはグローバルに進められており、これまでもエネルギー供給を担ってきた港湾は、水素、アンモニア等の新たなエネルギー源の輸入、国内供給を行う拠点になるとともに、洋上風力発電等の自然エネルギーの活用にも欠かせない存在です。
 当社は、カーボンニュートラルに向けた港湾の活用に取り組みます。
 また、港湾及び臨海部は国内でも屈指のCO2を排出するエリアであることから、当該エリアからのCO2非出量の削減を目指すカーボンニュートラルポート(CNP)の形成にも取り組みます。

実証実験・トライアルの実施・支援

 グローバル化が急速に進展する下、国際及び国内物流は従来以上の効率化、サービス水準の向上、環境対応、情報化等が要請され、より迅速な対応が迫られています。
 当社は、港湾における物流機能強化・高度化の実現に向けた調査・検討とともに、新たな物流モデル構築の提案、その実用化に向けた社会実験の実施や支援に取り組みます。