自主研究
Independent research
港湾ネットワーク研究会
(2020年~)
港湾ネットワーク研究会は、港湾全体に視野を広げた港湾政策の検討及び港湾間連携による港湾政策の推進方策の検討等に資するため、わが国における港湾ネットワークの分布とその構造及びネットワークの形成要因を把握することを目的として研究しています。
2021年度にまとめた研究成果を公開いたします(概要版)。
》港湾ネットワークの研究(概要)
ダウンロードできる資料は概要版です。本編レポートは大部ですが、ご希望があれば、電子データで配布いたします。配布を希望される方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。
メールアドレス:ando@rdco.co.jp
シン・ウォーターフロント研究会
(会長:日本大学名誉教授 横内憲久(弊社顧問))
わが国では1980年代中頃から都市のウォーターフロント開発が注目を集めましたが、その後のバブル経済の破綻、2011年の東日本大震災等の社会状況の変化がウォーターフロントの空間や開発のあり方を変容させました。
1980年代の開発を第1期のウォーターフロント開発とするならば、すでに約30年を経ています。シン・ウォーターフロント研究会は、現在の社会状況下でもう一度これまでのウォーターフロント開発を評価し、賑わいと防災の調和、都市と港湾、あるいは、人と物流のあり方を含め、「みなとまちづくり」のあり方を研究しています。
2017年度にまとめた研究成果を公開いたします。
》新たな社会状況下におけるウォーターフロント開発の評価とそのあり方に関する調査研究
発表論文
発表年 | 論文題名 | 著者名(当社社員のみを掲載) | 学会 | 備考 |
2025 | ガイドライン(案)と立地からみる港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)の特徴と方向性 | 安藤義宗 | 日本沿岸域学会研究討論会概要集No.37 | |
2025 | みなと緑地PPP(港湾環境整備計画制度)に関する取組状況について-公募要項に基づく制度の活用動向と課題、今後の可能性- | 梅澤駿、鈴木洋 | 日本沿岸域学会研究討論会概要集No.37 | |
2024 | 一般市民の利用を促進する『マリーナ』の立地・空間のあり方の提案 | 梅澤駿 | 日本マリーナ・ビーチ協会創立50周年記念論文募集事業 | 佳作 |
2024 | 港湾における賑わい空間形成のための新制度(みなと緑地PPP)について-みなと緑地PPPとPark-PFIの募集要項の比較に基づく新制度の特徴と課題- | 鈴木洋、梅澤駿 | 日本沿岸域学会研究討論会概要集No.36 | |
2024 | みなと緑地PPP(港湾環境整備計画制度)の動向と課題 | 梅澤駿、鈴木洋 | 第70回土木計画学研究・講演集 | |
2023 | みなとまちづくりの推進に寄与するマリーナの配置計画に関する一考察 | 鈴木洋、矢川隆史、角真規子、梅澤駿 | 第68回土木計画学研究・講演集 | |
2023 | 離島におけるスーパーヨットの受入環境に関する一考察 | 藤井俊輔、角真規子、安藤義宗 | 第68回土木計画学研究・講演集 | |
2023 | 臨海部の魅力向上に向けた多様な港湾空間の有効活用方策について | 鈴木洋 | 日本沿岸域学会研究討論会概要集No.35 | |
2022 | 港湾における賑わい空間形成のための官民連携手法について | 鈴木洋、矢川隆史 | 日本沿岸域学会研究討論会概要集No.34 | |
2022 | みなとまちづくりに係る日本のマリーナ計画に関する一考察 | 鈴木洋、矢川隆史、角真規子、藤井俊輔 | 第66回土木計画学研究・講演集 | |
2019 | 東北地域におけるコンテナラウンドユースを活用した物流効率化施策の検討 | 安藤義宗 | 日本沿岸域学会研究討論会概要集No.32 | |
2019 | 「みなとオアシス運営要綱」策定と新規登録の「みなとオアシス」の動向について | 矢川隆史 | 土木計画学研究・講演集Vol.60 | |
2019 | みなとまちづくりと立地適正化計画の「融合」について | 鈴木洋、髙橋健太 | 第60回土木計画学研究・講演集 | |
2012 | 別府港海岸(北浜地区1)の里浜づくり-地域住民が参画した海岸保全施設整備事業- | 安藤義宗 | 土木学会論文集B3(海洋開発)Vol.68 | |
2010 | 海岸施設整備事業における検討プロセスについて-別府港海岸整備(北浜地区2)における計画検討及び技術検討の接点について- | 角真規子、安藤義宗、鈴木洋 | 景観・デザイン研究講演集No.6 | |
2007 | 景観整備事業の効果と評価手法に関する研究~横浜・汽車道をケーススタディとして~ | 角真規子、鈴木洋、兼子和彦 | 景観・デザイン研究講演集No.3 | |
2006 | 利用者のコメントに基づく景観整備効果の分析 | 安藤義宗、兼子和彦 | 景観・デザイン研究講演集No.2 | |
2005 | 別府海岸における背後地域と海岸との関係性および空間整備への反映方法に関する研究 | 安藤義宗、鈴木洋 | 土木計画学研究講演集Vol.32 | |
2004 | 市民の日常生活にとけ込むフィンランドのマリーナ | 鈴木洋 | 雑誌「港湾」VOL81 | |
2003 | 厳島港お船江の建設経緯と保存・活用に関する研究 | 山下正貴 | 土木史研究講演集Vol.23 | |
2003 | 歴史的港湾施設の調査方法論に関する研究 | 山下正貴 | 土木史研究講演集Vol.23 | |
2002 | 東京都心の近代街路における歩行者空間レイアウトについて | 角真規子 | 第37回日本都市計画学会学術研究論文集 | |
1997 | 臨海部におけるパブリックアクセスに関する研究(東京港を実例として) | 矢川隆史 | 日本沿岸域学会研究討論会概要集No.7 | 日本沿岸域学会論文賞 |
1995 | 3種類の景観要素相互の組合せとその特徴について : 港湾空間における来訪者の景観評価に関する研究(その6) | 鈴木洋、矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1995 | 写真を構成する主対象の類型について : 港湾空間における来訪者の景観評価に関する研究(その5) | 鈴木洋、矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1995 | 港湾空間における来訪者の景観評価に関する研究- (その6)3種類の景観要素相互の組み合わせとその特徴について- | 鈴木洋、矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1995 | 港湾空間における来訪者の景観評価に関する研究- (その5)写真を構成する主対象の類型について- | 鈴木洋、矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1995 | 東京港臨海部におけるパブリックアクセスに関する評価 | 矢川隆史 | 日本沿岸域会議(現・日本沿岸域学会)論文集No.7 | 日本沿岸域学会論文賞 |
1994 | 港湾空間における来訪者の景観評価に関する研究- (その4)好ましい景観の撮影理由からみた景観要素の特性について- | 鈴木洋 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1994 | 港湾空間における来訪者の景観評価に関する研究- (その3)好ましい構図を構成する景観要素の占有率について- | 鈴木洋 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1994 | 港湾空間における来訪者の景観評価に関する研究- (その2)都市景観, 港湾景観, 橋梁景観の関連性の把握- | 鈴木洋 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1994 | 臨海部におけるパブリックアクセスに関する研究(その3) ~アクセスサービスレベルと海岸線の開放の程度について~ | 矢川隆史 | 日本沿岸域会議(現・日本沿岸域学会)研究討論会概要集No.7 | |
1994 | 臨海部におけるパブリックアクセスに関する研究(その2) ~アクセスサービスレベルと市民に開放された施設との関係~ | 矢川隆史 | 日本沿岸域会議(現・日本沿岸域学会)研究討論会概要集No.7 | |
1994 | 臨海部におけるパブリックアクセスに関する研究(その1) ~アクセスサービスレベルの評価手法の提案~ | 矢川隆史 | 日本沿岸域会議(現・日本沿岸域学会)研究討論会概要集No.7 | |
1993 | 港湾空間における来訪者の景観評価に関する研究 | 鈴木洋 | 第16回土木計画学研究講演集 | |
1993 | 港湾緑地等における来訪者の景観評価に関する研究-港湾来訪者が好ましいとして評価する景観要素と各景観要素の関連について- | 鈴木洋 | 第17回土木計画学研究講演集 | |
1992 | 港湾緑地等に置ける来訪者の景観評価関する研究-港湾来訪者が好ましいと評価する景観の特徴- | 鈴木洋、矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1990 | 港湾の領域認知に関する研究(その3)居住者と来訪者の船橋港における領域認知の創意について | 鈴木洋、矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1989 | 港湾の領域認知に関する研究(その2)住民の港湾に対する認知要素の把握 | 矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1989 | 港湾の領域認知に関する研究(その1)住民の認知する港湾領域の把握 | 鈴木洋、矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1989 | 住民が認知する港湾の領域に関する研究-船橋市を事例として- | 鈴木洋、矢川隆史 | 第24回日本都市計画学会学術研究論文集 | |
1988 | 沿岸域開発の効果測定に関する研究(その2)人の行動量が与える商業活動への効果 | 矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1988 | 沿岸域開発の効果測定に関する研究-神戸ポートアイランド立地による後背地への効果の把握 | 矢川隆史 | 日本建築学会 大会学術講演梗概集 | |
1988 | 港湾都市におけるグレーゾーンおよび衰退地区の検出-船橋市を対象として- | 鈴木洋 | 第23回日本都市計画学会学術研究論文集 | |
1987 | 手結港マリン・タウン・プロジェクト | 山下正貴 | 海洋開発論文集 | |
1983 | 手結港の建設経緯と今後の整備に関する考察 | 山下正貴 | 第3回日本土木史研究発表会論文集 |
その他の発表
発表年 | 論文題名 | 著者名(当社社員のみを掲載) | 学会 | 備考 |
2012 | 別府港海岸(北浜地区1)の海岸整備計画の特徴と変遷 | 安藤義宗 | 景観・デザイン研究講演集No.8ポスター発表 | 優秀ポスター賞 |
2008 | 海岸事業における総合的なデザインプロセスの模索-別府港海岸北浜地区のデザイン- | 角真規子、安藤義宗 | 景観・デザイン研究講演集No.4ポスター発表 | 優秀ポスター賞 |
書籍
出版年 | 書名 | 著者名(当社社員のみを掲載) | 出版社 | 備考 |
2010 | 歴史的土木構造物の保全 | 鈴木洋 | 鹿島出版社(共著) | |
2004 | 沿岸域環境辞典 | 鈴木洋、矢川隆史 | 技報堂出版(分担執筆) | |
2004 | 市民の日常生活にとけ込むフィンランドのマリーナ | 鈴木洋 | 雑誌「港湾」VOL81 | |
1991 | 港の景観設計 | 鈴木洋 | 技報堂出版(分担執筆) | |
1988 | ウォーターフロント開発の手法 | 鈴木洋 | 鹿島出版会(分担執筆) |